• つくば豚
    養豚家の経験と遺伝子解析技術を利用した新ブランド豚。
  • お問い合わせ
  • 電話番号 0120-298-860

つくば豚とは。

    

What's "Tsukuba-buta"?

つくば豚誕生ヒストリー

つくば豚誕生ヒストリー

それはひとつの確信から始まった

「どんなに手間をかけても、どんなに丁寧に作っても今のままでは限界がある」現状に満足する事のない「美味しさ」を求め続ける職人の1つの確信。

立ちはだかる壁の存在

地元・茨城県産の銘柄豚「ローズポーク」にこだわり、1つ1つ手作業で製品を作っていく中、製品の出来にどうしても満足できない時があったのです。

その一方で会心の出来と言える位の製品ができるのも事実でした。手でできる事は全てやった。
製造方法には万全を期しているといえる。

では、何が原因なのか?「同じ銘柄、同じ等級の豚肉なのに、突出して美味しい物と明らかに平均以下の物がある」製造方法では越えられない壁。

それは原料となる豚肉でした。工業製品ではなく「生物イキモノ」だから表れる差異と言ってしまえばそれまで。「その差異を無くすことはできないのか」「常に美味しい肉質の豚にすることはできないのか」個体差を無くすため、農場を限定して育て方や飼料の改良にも取り組んできました。

しかし依然、そびえる壁。
立ちはだかる壁の存在

出会い 三橋先生

出会い 三橋先生 そんなおり、肉牛の生産で、高品質の霜降り肉を生産できる子を産む親を遺伝子レベルで選抜するという遺伝子診断によって成果を挙げている研究機関の関係者との交流がありました。

豚の改良にも応用できるのではないか。豚の改良は雑種強勢効果と、繁殖性、産肉性、肉質のバランスをとるために、3種類の純血種を掛け合わせる3元交配が主流となっています。

しかし、それだけでは個体差を埋める事ができないのが現状。従来からの3元交配に、さらに一歩踏み込んだ新しい科学技術を導入することができれば求めていた肉質に差異のない豚が実現できるはず。

出会いから、その思いは日ごとに高まっていきました。

『自ら作る』へ挑戦

遺伝子診断による遺伝子選抜という新しい技術の導入は、地方の一企業が行うには大きすぎる事業だという自覚から、国や県などの行政機関に働きかけをおこなった時期もありました。

なかなか良い返事がもらえず、日々が過ぎていきました。過ぎてゆく日々の中で、豚に対する遺伝子診断技術は実用できる段階にまで確立されていきました。

農学は実学といわれますが、研究成果の大半が論文として発表され終わり。
そのあり方に疑問を持つ研究者は、実際の現場で役立てたいと強く願っていました。

変わらぬ新しい豚を作りたい。そして、美味しいハムを作りたいという思い。決断の時はやってきました。

「誰もやらないのならば自分がやる」自ら中心となり新しいブランドとして立ち上げる事にしたのです。
『自ら作る』へ挑戦

出会い 萩島さん

出会い 萩島さん 「つくば」という筑波研究学園都市は多数の研究機関と研究者を擁する世界有数の学術・研究都市だからこそ出会えた技術は、農業が産業として成り立つ都市でもあるという別の側面で実現する事になったのです。

肥育だけでなく改良・繁殖を手がける経験と確かな技術を持った養豚農家と出会うことができたからです。

豚は人間以上に神経質でストレスに弱い動物です。毎日状態を確認しながら、優しく丁寧に育てるためには手間と時間がかかります。

過酷な労働に見合う安定した経営は、次世代に養豚業を引き継ぐためにも悲願であり、肉質に差異のない豚の開発にかける思いはハム職人と同じでした。

美味しいハムを作りたいという職人の思い。新しい技術を実際の現場に役立てたいという研究者の思い。

養豚業を魅力ある産業にしたいという農家の思い。3つの思いと出会いから生まれた新しい豚は、集結の地にちなみ「つくば豚」と命名されました。

農商工等連携事業として

期せずしてこの試みは農林水産省、経済産業省が推進する農商工連携促進法に基づく事業計画に認定されたました。

豚を育てる「農」、製造業と販売を行う「商」、科学的な新しい技術という連携が中小企業者と農林水産業者の両者が単なる商取引関係にあるだけではなく、それぞれの得意分野・お互いの「強み」を持ち寄って新しいモノやサービスを発信する事業として認められたのです。
農商工等連携事業として



つくば豚の系統

つくば豚「は日本の養豚における王道の三元交配種に
さらに脂肪含有量が高い豚を選抜する技術を加えた、新しい品種です。


  デンマークの在来種に大ヨークシャー種を交配した白色種。成長が早く、成豚は雄が350kg、雌300kgにもなる大型品種。子豚を生産するための繁殖・保育能力にたいへん優れているため、雌系での利用が圧倒的です。   イギリス原産の白色、大型の品種。発育も早く、雄雌とも成豚で350kg前後ですが、中には500kgを超えるものもいます。飼料の利用性も良いのが特徴で、繁殖能力が旺盛で育てやすく、肉質は保水性に優れ、肉も脂肪も柔らか。  


  肉豚生産(三元交雑種)のための豚で発育・繁殖性・強健性に優れており、肉豚を生産するための雌として利用されています。L・Wの交配により。体質の強健性が増し、繁殖能力の向上(産子数)が多く期待できます。   「黒豚」とよばれるイギリス原作の純血種(中型)を使用。成豚は雄が300kg、雌200kg程度。肉質は繊維が細く柔らかく、脂肪は理想的に散在し、生肉として美味芳醇な味は高く評価されています。また、体質も強健で早熟・肥満性に富んでいます。  

つくば豚は、ランドレースと大ヨークシャーを交配させた繁殖豚(LW)のメスと、バークシャー(黒豚)のオスの交配により生まれた豚ですが、多種との基本的な違いは種豚の選別方法です。つくば市内の研究機関が開発した「遺伝子診断技術」を活用し、脂肪含有量が高い豚のみを選んでいます。採取した豚の毛根から脂肪含有量の高い豚だけが持つ特有の遺伝子の有無を判定し、合格した豚を親豚として今回生まれたのが「つくば豚」です。赤身内に均一な脂肪を含有し、繊維がきめ細かく柔らかい肉質が特徴です。